将来に不安を感じる男性介護士

介護士の給与は安い？

どんな仕事に就いても、生活する為に必要最低限のお金は必要です。実家暮らしなら給与が少なくても何とか食べていけますし苦痛になる事が少ないかもしれません。しかし、1人暮らしや家庭を持つ人は、給料が安ければ生活苦に直結してしまいます。介護士も給与が安い仕事と言われ、社会問題にもなっていますが明確な改善策はありません。その為、給与が安く不安や不満を抱えたまま仕事をする人が多いのが現状です。昔と比べると介護士を取り巻く環境は改善されましたが、給与面に関してはまだまだ多く多くの課題が残っています。では、介護士に就く人の給与に関する悩みはどう解消したら良いのでしょうか。現場の実態や改善方法についてまとめてみました。

男性介護士は婚期を逃す？

男性介護士にとっては、介護士の給与問題は深刻となります。なぜなら、「結婚」を考えた時に一家を支えるだけの収入が得られない可能性が高いからです。男性介護士は給与が安い事で自信が持てなかったり、結婚しても共稼ぎしないと生活ができないのが現状です。その為、結婚は意識しても、実際に結婚できるかと問われると「今はまだできない」と返事をする他ないようです。男性としては、最初から夫婦共稼ぎを了承の上で結婚して欲しいとは言えないのではないでしょうか。男性介護士が結婚を考える際には、お金にとらわれない環境に身を置く事が重要になるようです。

給与アップの方法はあるのか？

男女関わらず、介護士として給与アップしていく為にはどんな方法があるのでしょうか。まずはスタンダードな方法として、今働いている職場を正社員で長く続ける事です。基本的に正社員で長く勤めていれば基本給が上がったり、役職について手当が増えたりもします。
また、介護福祉士やケアマネージャーの資格をとって仕事の幅を広げる事も給与アップに繋がります。介護士を続けていきたい人には必須となる資格が多いですので、できるだけ早めに取得する事をお勧めします。しかし、施設によっては業績が悪くボーナスをカットされたり、長年勤めていても給与が変わらない事もあります。新人の時に大先輩の給与を聞いて肩を落とす人もいたのではないでしょうか。
このように、介護士に就く人は将来に不安を感じてしまう人が多いと思います。しかし、これから一層需要が高まる仕事ですし、待遇改善の色々な動きがあるのは確かです。介護士として先を考えるなら資格取得でスキルを身につけ、今の職場で先が見えなければ転職をする事も必要になるでしょう。