将来への不安を感じる1年目の看護師

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看護師1年目に求められる能力

看護師は1年目が苦しい?

新人看護師は1年目が経過する頃に夜勤を経験したり、病練での仕事の流れも把握できるようになりますので、ようやく仕事が身についてきた頃でしょう。入りたての2~3ヶ月は分からない事ばかりで、先輩看護師に質問するのも躊躇した時期を過ごしてきたでしょうし、悪戦苦闘の毎日を過ごしてきたはずです。そのような時期を乗り越えてやっと、それ以降は平常心で仕事ができるようになります。また、現場で働く事で看護師としての自覚も出てきます。このような変化は良い事です。しかし、無我夢中で進んだ後に襲ってくるのは、看護師としてのキャリアへの不安です。先輩看護師も同じようにこの時期を乗り越えてきましたが、今後の進路を決める大切な時期となりますので、しっかり意識する事が必要です。

看護師1年目に求められる能力

看護師1年目の苦脳とは

1年目の看護師が直面する悩みとは、大学や看護学校で習得した知識やスキルと、実際の現場で求められる知識とスキルにギャップを感じる事です。このギャップを埋めようと更に勉強してスキルアップをするのか、自分の能力に限界を感じてしまうかでその先が大きく変わってしまいます。近年は慢性化した看護師不足も手伝い、1年目の看護師でも求められる能力は年々高まっているのが現状です。この事がきっかけとなり、1年目で離職してしまう看護師が増えてきています。
しかし、看護師免許は決して簡単に取得できるものではありません。猛勉強の末に看護師免許を取得して、慣れない現場に入ってからも一生懸命進んできたはずです。これまで情熱を持って進んできた事を、報われないままキャリアチェンジしてしまっては、自分にとっても社会にとっても損失だと言えます。

周りから助けを借りる事が大切

1年目の看護師はこれから先、どのようにしてキャリアを継続していけば良いでしょうか。結論から言うと1人で悩まない事です。あるアンケート調査によると、看護師を辞めるかどうかで悩んだ人は、上司や先輩、同僚からのサポートで留まったという結果がでています。また、職場だけではなく、自分の家族からの応援や、患者さんやその家族からの評価を挙げる人も多いようです。悩んでいる時はどうしてもネガティブな考え方をしがちですが、患者さんの感謝の言葉や周囲からの励まし、先輩や同僚へ相談する事や職場での評価によってポジティブな考え方ができるようになります。
また、より責任がある仕事を任され時に、看護師を続けていく意義を見いだす事も多いようです。このように、この先を悩んでしまった時は1人で考えて答えを出ださず、周囲にアドバイスを求める姿勢が大切と言えます。特に先輩看護師は、1年目の悩みや不安を乗り越えて今があるのです。ですから、その時感じる不安をよく知っていますし、乗り越える方法も知っています。中には厳しい意見が出るかもしれませんが、患者さんの命を預かる看護師として有効なアドバイスをもらい、周囲と共に乗り越えていく姿勢を持つ事が必要なのです。

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