入職後のことを考えた面接を
- 2016.9.21
- 転職時の不安
不安にならないようにするには
大変だった転職活動の末、ようやく応募先から内定をもらい喜ぶのもつかの間、「本当に大丈夫なのか?」と不安がよぎる事もよくあります。では、どんな不安を抱えやすいのか、その不安をどう解消できるのか紹介していきます。
不安の原因は様々あり、転職先で人間関係を良好に築けるかどうかを心配したり、職場の雰囲気はどんな感じか、パワハラやいじめはないかといった、人間関係にまつわる不安を抱える人が多いのです。また、待遇面や給与、福利厚生を確認せずにいた場合にも不安を感じてしまいます。確かにこのような不安は誰しもが感じるかと思います。では、この不安を解消するにはどうしたら良いのでしょうか。面接時に給与や福利厚生について聞くと、待遇面だけで転職を考えていると受け取られてしまうような気がして、確認ができないと言う人も多いのです。しかし、事前に確認する事は決して悪い事ではありません。面接で聞ける場合は確認しておくと、後から不安を抱える事は少なくなります。
「話が違う」はお互いが損をする
転職活動する際は、採用決定権を持つ相手の方が上だと思いがちです。確かにその考えは間違ってはいませんが、だからといって不安に感じている事を聞かないまま入職してしまうと、後から後悔してしまう可能性があります。例えば、職場の人間関係に対して不安を持ったまま入職した場合、その不安が的中してしまったら途端に勤務を続ける事に苦痛を感じてしまいます。そうなれば、入職したばかりなのに次の転職を考えてしまうはめになりますし、採用した側も入職後すぐの退職は痛手を負う事になります。ですから、不安部分がある場合は早めに採用担当者に聞いておく方が良いのです。
不安に思う部分の多くは聞きにくい内容ばかりになりますが、工夫をすれば大丈夫です。例えば、先ほどの人間関係への不安なら、どんな年代が多い職場なのか、困った時には誰に相談して良いのかなどを聞いておくと、大体どんな雰囲気か見えてくるはずです。ただ、先読みしすぎてしまい、入職後にがっかりするパターンもありますので注意しましょう。人間関係の不安はどこの職場にもつきものですし、職場の人数が多ければ意見の相違は必ずでてきます。しかし、大切なのは自分をしっかり持つ事です。
聞き逃した事は内定後すぐに聞こう
面接で不安な部分を聞けなかった人は、内定がでた後でも遅くはありませんからきちんと質問してみましょう。内定後にされた質問の内容がおかしいと言って内定取り消しになる事は恐らくないでしょう。入職までの間は面談があったり、書類の受け渡しなどで内定先を訪れる機会がありますので、その際に不安部分は解消しておきましょう。万が一、質問した返答が受け入れられない内容だった場合は即刻内定を辞退して下さい。内定後の辞退は企業にとって痛手となりますが、入職する前ならまだ被害は少なく済みます。
このように、確認しておきたい部分は面接の際に確認しておく事でトラブルを避けられます。面接前に聞いておきたい事を事前に確認しておき、聞き方や質問の仕方に工夫をして、不安を解消して心機一転新たな職場で本領を発揮しましょう。