自力で活動するときの注意点
- 2016.8.27
- 転職時の不安
自力で求人を見つける方法
自力で転職先を探すなら、まずは求人情報を集め求人探しを行います。気になる求人を見つけたら、当たり前ですが自分で応募をします。新卒の時とは違い、転職の場合は複数に応募をする方が確率が良くなります。求人内容に記載されている応募方法に従って連絡をすれば「履歴書を送付して下さい」など、応募に必要な内容を案内してもらえます。書類選考が通れば面接へ進みますが、その際は面接日程を指示する連絡が入ります。そして面接を通過できると晴れて内定をもらえます。これが自力で転職活動をする時の流れとなります。また、次の内容を全て自分で行わなければいけません。「履歴書や職務経歴書の作成と送付」「面接の連絡、日程決め、確認」「面接対策」「内定用紙と条件が書いた内容を確認」の4点です。
自分だけで転職活動すると求人探しだけでも大変です。また、現職を持ちながら面接の日程調整を行うのも手間がかかります。また、転職について相談できる相手もそういませんので心細くなったり、現職の忙しさも手伝って転職を諦めてしまう人も多いのです。自力で転職活動をする為には、転職計画を立て実行する力と、希望に近い求人を探す為に粘り強さを持ち合わせる事が必要です。
希望条件は諦めない
自力で転職する際に注意しなければならないのは、自分の希望は最後までしっかりこだわるという事です。自分1人で転職活動をすると、希望に近い求人を探すまで時間がかかる場合が多いのです。条件が良いと思う求人でも条件が合わなかったり、何とか面接まで進んでも不採用になってしまう事も多々あります。ですから忍耐力と根気を持って求人探しをしなければなりません。希望に合う求人がないと条件を下げてしまいがちですが、当初の条件ではない求人で採用になっても結局は不満が多くなり、辞めてしまう事になります。これでは何の為の転職か分からなくなってしまいます。また、1人で転職活動をしているとモチベーションが下がってしまいがちです。最初は勢いがあっても、何回か不採用が続いてしまうと転職自体を諦めてしまう結果にもなります。
自力で転職をする時は、どんな事があっても諦めないという強い気持ちを持ち続けなくてはいけませんし、転職の理由を明確にしておく事も必要です。そういった意味では自力で転職活動をするのは難しいと言えます。モチベーションを維持して希望に近い転職をしたいなら、1人だけで活動を進めるのではなく、様々な転職サービスを上手に活用していく事をお勧めします。
自力の転職は給与が下がるリスクもある
自力で転職活動するデメリットは他にもあります。それは、現在より給与が下がってしまう可能性がある事です。転職サービスを利用した場合と、自力で転職活動を行う場合で比較すると、質が良い求人を探せる確率は自力の方が断然下がってしまうからです。例えば、転職サイトには非公開求人があります。この非公開求人とは、応募者が殺到されると予測される高待遇の求人がほとんどです。
また、条件面の交渉は自分ではなかなかできないものです。その為、相手が提示した給与で雇われるしかありません。条件交渉についても、転職サイトを利用していれば担当のコンサルタントが行ってくれますので、現在より高い給与を期待できるのです。その他、複数の求人に応募した場合は、各応募先担当者とそれぞれやりとりをしなくてはいけません。現職が忙しい場合は大変な手間となってしまう為、転職活動がスムーズにいかなくなる可能性がでてきます。自力で転職活動をする際は、このようなデメリット部分がある事を頭に入れておかなければいけません。