看護師の将来の不安は認定看護師資格を取得して解決

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認定看護師のニーズ

認定看護師登録者数は増加している

1997年に日本看護協会によって制定された認定看護師資格は、現在登録者数が多くなっています。現在は少子高齢化の影響を受けて、日本医療は日々進化し続けています。その進化に伴い、看護師に求められる知識やスキルも高まっています。それに応えるかのように、看護師のスキルアップ思考も高まりをみせ、認定看護師資格を取得する看護師が年々増えてきているのです。認定看護師を目指すにはいくつかの条件があり、そう簡単にはとれませんが、それでも急増している理由はどこにあるのか知っておきましょう。

認定看護師のニーズ

認定看護師になる≠待遇アップ

スキルアップ=待遇アップとなる場合もありますが、待遇アップを目的とするなら認定看護師取得は考えない方が良いかと思います。看護師から認定看護師へアップしても、それがすぐに待遇に反映される事はありません。認定看護師へ行った調査結果では、認定看護師取得後の65%は労働条件や給与待遇に変化がなかったと回答しています。また、資格手当や昇給があったとの回答は20%で、その手当は10000円に満たないものがほとんどです。この結果で分かるように、認定看護師を目指す看護師の期待に応えられる内容とは言い難いのが現状です。実際に認定看護師として働く看護師からは、以前と待遇は変わらないのに、仕事量だけ増えたという声もあります。待遇面だけではなく、働く環境や支援体制にもいまだ多くの課題を残している為、今後の改善が期待されています。

それでも取得する理由

認定看護師になるには研修を受ける必要があります。その為には時間と資金を確保する必要があり、負担は大きくなります。その上認定看護師になっても待遇面でなかなか評価されないのが現状です。しかしその反面、認定看護師数は年々増えています。その理由はどこにあるのでしょうか。それは認定看護師の仕事に魅力ややりがいを感じられるからです。
認定看護師になると「実践・教育・相談」の3つの役割を求められます。認定看護師に限らず、スキルアップを目指す看護師は何かしらきっかけとなる理由を持っています。その理由を大きく2つに分けると次のようになります。「日々の看護業務で力不足を感じる事が多い」「患者さんへもっとできる事があると感じている」です。
このような理由がきっかけとなり、自分が進みたい特定分野の専門知識と技術を学んで実践に活かしたいと考えるようになります。特に認定看護師は患者さんとの距離も近くなり、質の良い看護の実践を期待されます。「患者さんの為に」という気持ちを強く持つ看護師は、自分が学んだ質の高い看護を実践できる事が更なるやりがいへと繋がるのです。こういった内容を聞くと、待遇面だけが魅力じゃないという意見も納得できます。

これからの認定看護師とは

近年、日本の医療はかなりの速度で発展し続けています。その為、医療や治療のニーズも多様化しており、チーム医療が主流となってきています。様々な専門分野の医療スタッフと共に行うチーム医療では、看護師もそのチームの一員としてキャリアを重ね、専門的な知識や技術を提供する事を求められます。認定看護師はその期待に応えられる資格の1つです。この先看護師としてやりがいある仕事を目指すなら、まずは認定看護師の取得を視野に入れてみてはいかがでしょうか。

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